1-台湾に行きたいわん!

台湾に行きたいわん!!!

私は何もふざけているのではない!
けっこう真面目に言っている。
私は今、猛烈に台湾に行きたいのだ!

日本は不景気で大学や大学院を卒業しても仕事がない。
だったら親日家の国、台湾で暮らすのも一つの選択肢である。

毎日ニュースで流れる日本の政治に対し
自分では何も行動せずに、不満だけぶつぶつ言って、
知らぬ間に年をとっていた、という生き方よりは
よっぽど賢明な生き方だろう。

もちろん台湾も景気が好調という訳ではない。
若者の仕事がない点では多少の差こそあれ同じである。
しかし私は日本人である。
日本に関わる仕事に携われば、日本人は
台湾人と同じ土俵で戦わなくてもよい。
日本人が日本人である事を生かせば
十分チャンスがあるのである!

私は日本語教師の資格を持っているので
どの国でも需要さえあれば教えることができる。
またその国が大好きになり永住を決めたなら
レストランやゲストハウスも経営したい。
後者はまだまだ夢でしかないが、
教師になる事はかなり現実的な話である。

私の彼女も海外に住むことに賛成している。
本人はフランスに住みたいようだが、
フランスにはあいにく、日本語教師の需要がない。
しかし、台湾も少し気になるという。

でも、いきなり外国に住もう!というのは無理だ。
私は外国に住むことを人にこうして
提案しておきながら、これでけっこう慎重派だ。
石橋は何度も叩きながら恐る恐る渡るほうだ。

うーん。。困った。困った。

だったら住みたい国を旅行をして
その国を見定めればいいのである!
私は台湾に一度行った事があるが
彼女は一度も行ったことがない。
私は彼女にこそ、台湾という国を
肌で感じてもらいたかった。

あとはお互いの休みが合えばいいのだ。
しかし、これがなかなか合わず、
この旅行は何ヶ月も実現せず、お蔵入りかに思われた。
そんなある日、彼女が言った。


4日休みが取れた!!!


4日あれば、台北だけなら旅行できる!
彼女はその日、4日間有効の航空券を買った。
暇な私は10日間有効の航空券を買った。
そうして私達の台湾視察旅行が始まった。




ちなみに、ブログのトップの画像は
まったく知らないインドネシア人女性で私の彼女ではない。
念のため!